nano PDS®の開発経緯
近年の医療現場では、皮膚から薬剤を投与する“経皮吸収”の研究が 盛んに行われています。
例えば、主成分のたんぱく質の薬剤は、胃で消化分解されるため、 飲み薬にはできなく注射で投与せざるを得ないのが現状です。
注射は医療機関でしか受けることができません。
そのため、発展途上国では子供達が注射を受けることができず、 毎年 150 万人以上の子供たちが命を亡くしている状況です。
このような子供たちのために、薬剤を経皮吸収させる技術の確立は急務です。
本技術「nanoPDS」は、医療現場での研究に着目し、化粧品へ応用しました。
